同棲を始めると、物の量が増えがちです。
「いつの間にか物が増える」と言っても過言ではありません。
最初はすっきりしていた空間が、気づくと物で埋め尽くされている状況はよくあります。
ある日、2人でデパートへ買い物に行く。
家具・インテリア・調理器具・小物。
いろいろなものを眺めていれば、中にはときめくものに巡り合うこともあるでしょう。
「便利そうな家具だね」
「おしゃれな調理器具を見つけた」
「かわいい小物を発見した」
いいものを見つけて2人とも気に入れば、買ってみたくなるでしょう。
「値引き」「期間限定」の商品なら、ますます気持ちが揺らぐはずです。
もちろん買い物を楽しむのはいいですが、本当に買ったほうがいいのか、よく考える必要があるでしょう。
気に入ったものを見つけるたびに購入していると、すぐ部屋が物で埋め尽くされます。
ただでさえスペースに限りのある同棲環境が、物で占められると、ますます窮屈になります。
「物が増える」ということは「掃除や整理整頓の手間も増える」ということです。
物が増えるにつれて、掃除や整理整頓が大変になり、生活上のストレスが増えていくのです。
同棲中は、どんどん増えていく物に注意することが大切です。
衝動買いは、1人のときに起こると思われがちですが、2人のときでも起こります。
人の感情は、意外と曖昧で頼りないところがあります。
購入する前は、次の2つの言葉を問いかけてみてください。
興奮して気分が舞い上がったとしても、落ち着く時間がほしい。
本当に必要なら購入するべきですが、単に欲しいだけの気持ちなら、慎重になったほうがいいでしょう。
「何だかよさそう」という程度なら、購入は控えたほうがいいかもしれません。
冷静な判断がしにくければ、しばらく時間を置くことをおすすめします。
数日から数週間ほど時間を置いてから判断すれば、衝動的な買い物を防ぎやすくなります。