部屋探しでは「ある条件」を確認しましょう。
確認したい条件とは「一人暮らし用でないか」という点です。
一人暮らし用の部屋に黙って同棲するのは、契約違反です。
「大家や管理会社に黙っていよう」
「どうせばれないだろう」
「ばれたら、そのときに考えればいい」
安易な考えはよくありません。
契約違反の場合、トラブルに発展する可能性があります。
ばれる・ばれないに関係なく、契約は契約です。
契約は法的な拘束力があるため、無視はできません。
賃貸物件は、あくまで「借り物」ですから、貸主の契約に従うのは絶対です。
もしはっきりわからなければ、不動産屋に問い合わせます。
部屋の条件がよくて、その部屋に住みたい気持ちが強いなら、無理を承知で、大家や管理会社に一度交渉してみましょう。
契約違反はいけませんが、交渉は自由にできます。
「一人暮らし用であることは承知しておりますが、何とか特別許可をいただけないでしょうか」
正直に事情を話して低姿勢でお願いすれば、特別許可が得られるかもしれません。
例外を認められる可能性は低いですが、わずかな可能性をかけて行動する姿勢は大切です。
交渉力の強い不動産屋なら、大家の許可が得られやすくなるでしょう。
もし例外が認められた場合、後から食い違いがないよう、書面で例外についての契約を交わしておきましょう。
きちんと書面で証拠を残しておけば安心です。
交渉しても許可が得られない場合は、残念ですが、諦めるしかありません。
自分の希望が理解されなくても、余計な恨みはなしです。
契約は契約です。
立場は貸主のほうが高いですから、潔く諦めることも大切です。
気持ちを切り替え、同居が許されている部屋を探しましょう。