同棲の部屋探しでは、実家を検討する人もいるでしょう。
男性側の実家、もしくは女性側の実家です。
もちろん選択肢としては、ありです。
実家の親から了承を得ているなら、選択肢の1つとして前向きに検討してもいいでしょう。
ただし、実家で同棲する場合、メリットだけでなく、デメリットもあります。
安易に判断せず、メリットとデメリットを考慮したうえで判断してください。
実家で同棲する場合、最大のメリットは家賃が抑えられる点でしょう。
一般的に同棲で最も費用がかかるのは、家賃です。
実家に住むなら家賃は不要になるため、貯金が大変スムーズになるでしょう。
家具や生活用品についても、実家にあるものを使わせてもらえるなら、初期費用が大幅に抑えられるはずです。
貯金の早さに関しては、これ以上ない効力を発揮するはずです。
実家での同棲は、親とも一緒に暮らすため、いざとなったときに協力が得られやすい点もメリットです。
料理・掃除・洗濯を手伝ってもらったり、荷物を受け取ってもらったりなど、家事の一部が楽になるでしょう。
料理に関しては親のほうが詳しいでしょうから、料理の腕を磨くチャンスとも言えます。
親は人生の先輩です。
生活におけるさまざまな知恵を享受できるチャンスになるでしょう。
実家で同棲する場合、2人だけで同棲する場合とは違い、親との関係も確認できます。
親との相性も、結婚前の大切な確認ポイントの1つ。
パートナーとの関係は良好でも、親との関係がスムーズにいかず、トラブルになるケースがあります。
たとえば、しゅうとめ問題です。
実家での同棲は、親との関係を確認できる機会にもなるでしょう。
実家で同棲する場合、親もいるため気を遣います。
親は畏敬の対象ですから、パートナーより気を使うことになるでしょう。
親しみやすい性格ならいいですが、厳格な性格なら、緊張やストレスも高まります。
同棲生活での気苦労が増える可能性があります。
実家で同棲するとなると、家事や生活習慣について、親が介入してくることが考えられます。
まったく口出しをしない親はなかなかいません。
口出しやアドバイスなど、何らかの介入が増え、煩わしい場面が増えることが予想されます。