ストーカーになる基準はあるのでしょうか。
実際のところ、ストーカーになる基準は曖昧なところがあります。
「この行為をすれば必ずストーカー」と呼べるとは限りません。
個人の受け止め方によって判断が変わることもあります。
たとえば、積極的なアプローチとはいえ、好きな人からされるのはOKでも、嫌いな人からされるのはNGという場合があります。
「行為」だけで見極めるのは難しく「感情」を含めた判断が必要です。
人によって考え方も変わり、基準も個人差が大きいと考えていいでしょう。
では、ストーカーと呼べる基準はどこからなのか。
それは次の3つがポイントです。
この3つは、ストーカーを見極める重要な目安です。
どれか1つが当てはまるのではなく、3つがすべて当てはまっていることが大切です。
たとえば、あなたを待ち伏せたり尾行したりして、つきまとってくる。
嫌がらせの電話・メール・手紙が何度もある。
贈り物を受け取るよう強要する。
一方的な面会や交際をしつこく要求してくる。
汚物を送り付けてくる。
どれも、相手の「非常識な行為」によって「しつこさ」と「不快」を感じている状態があります。
こうした状態の場合、ストーカーの初期段階が始まっている可能性があります。
「やめてください」と注意しているにもかかわらず、やめてくれないなら危険水準。
どんどんエスカレートして、日常に支障が出てくるようになれば、もはや完全なストーカーです。