強い人とはどんな人でしょうか。
泣かない人が強い人だと思っていませんか。
つらくても堪え忍び、感情を殺して、表に出さない。
どんなにつらいときも涙を我慢できる。
無理をして、平静を装う。
たしかに涙と無縁の人には、強い印象があります。
しかし、我慢ばかりしていると、最初はよくても後から大変です。
涙を我慢していると、ストレスをため続けることになります。
どんな人にも背負えるストレスに限界があります。
泣かずにストレスをため込んでいると、あるとき自分の限界に達して、燃え尽きてしまいます。
最終的に燃え尽きて倒れてしまうなら、本当に強い姿とは言えないでしょう。
まったく泣かない人は、感情のないロボットのようにも見えます。
では、本当に強い人とはどんな人か。
泣くべきときに泣ける人こそ、本当に強い人なのです。
いつも正直に生きていること。
感情を素直に表に出せること。
上手にストレスを発散できること。
ありのままを素直に表現できているのは、人として強い姿と言えます。
泣くのを我慢すればいいわけではありません。
大切なときには涙を我慢することも必要ですが、泣くべきときには泣かないといけません。
むしろつらいときは、しっかり泣いたほうがいい。
泣くべきときに泣ける人こそ、本当に強い人です。