泣きたいときに我慢すると、余計に苦しくなります。
「泣くなんて、子どものようだ」
「いい年をした大人が泣くなんて、恥ずかしい」
たしかに我慢するのは立派ですが、ストレスをためたままでは精神的によくありません。
素直な自分になれないのは苦痛です。
ストレスは目に見えない存在ですが、健康に影響を及ぼす要素です。
人間には限界があります。
小さなストレスをため続けていると、いつか限界に達して、大爆発を起こしてしまいます。
大爆発を起こしたくなければ、日頃から少しずつストレスを吐き出しておくことです。
泣きたいときには、泣きましょう。
人前で泣くのが恥ずかしければ、誰もいないところで泣けばいいのです。
お風呂場なら、思いきり泣けます。
もちろん声を出して泣いてもOKです。
誰かに声を聞かれる心配があるなら、布団の中なら大声を出しても問題ないでしょう。
泣くとすっきりして、不思議なことに元気が出てきます。
1回泣くのは、1回寝るのと同じくらい、癒しの効果があるといわれています。
今まで元気が出るのを邪魔していたのは、泣くのを我慢していた習慣でした。
号泣も、健康習慣の1つ。
しっかり泣くことで、本来出てくるはずの元気も出てくるのです。