数十年から数百年に一度、歴史に残る大事件が起こります。
社会を混乱させ、多くの人に影響を及ぼします。
「大事件はないほうがいい」と思いますが、実際は逆です。
より良い社会にするためには、社会が変わらなければなりません。
大事件がきっかけで、規則や法律が変わり、人々の生活向上につながります。
歴史を振り返ってみてください。
大事件の直後こそ社会を騒がせましたが、その後はより良い社会に導いています。
歴史に残る大事件は一時的に混乱をもたらすものの、中長期的に見ると、より良い社会につながっています。
実は、自分にも似たような出来事があります。
それが大失恋です。
大事件を「歴史に残る出来事」とするなら、大失恋は「自分史に残る出来事」です。
「変化のない毎日であってほしい」と思いますが、本当に変化のない生活になると大変です。
同じ日々が続いている状態は、向上もないということ。
より良い人生にするためには、自分が大きく変わる出来事がなければいけません。
大失恋がきっかけで、考え方や生き方が変わり、人生の向上につながります。
そのときは痛みが伴っていても、中長期的に見れば、より良い人生のために役立つのです。
大失恋を機に自分を見つめ直し、生き方を改善しましょう。
自分史に残る大事件は、ないよりあったほうがいい。
いずれ「あのときの大失恋のおかげ」と呼べる日が来ます。