恋人と別れると、恋人との思い出も捨てるように感じるかもしれません。
たしかに写真を捨てれば、目の前から消えます。
恋人からもらったプレゼントも、ごみ箱に捨てれば、物理的に処分できます。
美しいプレゼントも、燃やしてしまえば、ただの灰。
恋人関係が終われば、これまで一緒に積み上げてきた思い出も無駄になるように思えるかもしれません。
しかし「思い出を捨てる」という考えに誤解があります。
写真やプレゼントは、物理的に捨てることができても、思い出は違います。
思い出は記憶であり、捨てられません。
恋人との思い出は、恋人と別れてからも心の中に残り続けます。
別れたとしても、恋人との思い出は、心の宝箱にしまうだけのこと。
普段見えない場所に保管していますが、必要になったときはいつでも取り出せます。
過去の思い出を大事にしつつ、新しい道を歩もうではありませんか。
過去の思い出は、執着するものではなく、土台にするもの。
思い出を積み重ねていくことで、あなたの土台も強固になり、自分の魅力を高めていけます。
心の器もどんどん大きくなっていくのです。