我慢しながら付き合っていても、幸せになれるのでしょうか。
もちろん苦痛が伴う交際にも、小さな幸せはあるでしょう。
一緒に過ごすことで思い出ができたり、楽しみを共有できたり、気持ちをわかち合えたりできるはずです。
恋人がいるからこそ得られる幸せも、たくさんあるはず。
しかし、我慢しながら付き合って小さな幸せはあっても、本当の幸せにはなれません。
想像してみてください。
恋人から「我慢してあなたと付き合っています」と言われたとき、どんな気持ちになるか。
やはり嬉しいとは感じないはずです。
相手が自分と我慢しながら付き合っていると思うと、愛情が感じられません。
むしろ嫌われていることがわかり、がっかりするでしょう。
自分にとってもいいことはありません。
我慢しながら付き合うのは、磁石のN極同士を近づけるようなもの。
嫌悪感に耐えながら恋人関係を続けていても、愛を深められないだけでなく、自分の心まですさみます。
「こんな苦しい付き合いは、もう嫌だ」
「あの人のせいで、我慢ばかりの人生だ」
「あの人さえいなければ、もっと幸せになれるのに」
いつも違和感と戦うことになり、気力・体力・精神力を消耗します。
このまま続けると、自分の性格までゆがんでいくでしょう。
何のために我慢しているのか、自分に問いかけてみてください。
見栄のためなのか。
お金のためなのか。
親のためなのか。
それとも、ただの自己満足なのか。
あらためて考えると「自分でも我慢の目的がわからない」と気づくことがあります。
我慢の目的が不明なら、我慢したところで不毛です。
さっさと我慢するのをやめて、我慢しなくていい道を選びましょう。
我慢しなくなった先に、あなたらしい道が待っています。