別れを切り出した側は、印象が悪くなりがちです。
もちろん別れを切り出す側にも事情はあるでしょうが、何も知らない第三者から見ると、大切な人を捨てる様子に見えやすい。
泣きながら引き止める相手を振り切るとき、自分は悪者であるかのように感じるでしょう。
別れを切り出すことで、残念ながら自分の印象が下がることがあります。
しかし、たとえ自分の印象が悪くなったとしても、別れなければいけません。
自分の印象が下がることを恐れていては、いつまで経っても次のステップに移れません。
自分の印象が下がることを恐れるより、お互いの人生が停滞していることを恐れたほうがいい。
人生は有限です。
人生が停滞しているのは、お互いにとって不利益です。
人生では、自分の印象が悪くなることがわかっていても、決断しなければいけないときがあります。
ビジネスで契約を終了するとき、顧客から嫌な顔をされることがあるのと同じです。
それは仕方のないこと。
恋愛でも恋人関係を解消させるとき、相手から嫌な顔をされるかもしれませんが仕方ありません。
始まりがあれば、終わりもある。
出会いがあれば、別れもある。
人生は、出会いと別れの連続です。
「自分の印象が悪くなることはあって当然」と考えることです。
自分の印象が悪くなることを受け入れれば、別れを切り出す勇気も出てきます。