恋人と別れた後は、不安や寂しさや落ち込みが襲います。
中には晴れ晴れした気持ちになる人もいるでしょうが、一般的に別れの後は、どんよりとした気持ちになるでしょう。
振った側であれ振られた側であれ、つらい・悲しい・寂しいの三重苦が襲います。
失恋で悲しみに暮れていると、自分の評価が落ち、周りの異性が輝いて見えがちです。
早く心の穴を埋めようとして、異性を求める気持ちが一段と強くなる。
そんなときによくあるのが、やけになった恋愛です。
「付き合えるなら誰でもいい」と言わんばかりに、勢いで人と付き合ってしまいがちです。
つらくて悲しくて寂しくて、そんな苦しい状態から早く抜け出そうと、軽い恋愛に走ってしまうのです。
これは危険です。
自己評価を下げたまま適当な人と付き合うと、軽く扱われるでしょう。
新しい恋人ができても、まもなくして再び恋愛がこじれることになる。
再び別れると、また寂しくなって、適当な人と付き合ってしまう。
恋愛を繰り返すたびに身も心もぼろぼろになり、思わぬ方向に人生が傾いてしまうのです。
別れた後は、情緒が不安定になりがちな時期ですが、正念場です。
「付き合えるなら誰でもいい」と考えるのではありません。
寂しさに耐え、気持ちを引き締めましょう。
恋人を選ぶことは、人生を選ぶことでもあります。
心が不安定であっても、適当な相手と付き合うのではなく、自分に合った人と付き合うことが大切です。