使い終わった物を捨てるとき、どうしていますか。
たとえば、ボールペンの芯です。
インクがなくなると、新しい芯に取り換え、古い芯は捨てます。
使い終わった芯は、無言で捨てている場合が多いのではないでしょうか。
もちろんそれでもいいのですが、ぜひ、ねぎらいの言葉を伝えてみませんか。
人ではなく物ですが、ねぎらいの言葉を伝えるのはおかしくありません。
ボールペンの芯があったおかげで、長い間、仕事をスムーズに進めることができました。
雨の日も風の日も徹夜の日も、あなたのサポート役として従順に従ってきました。
あなたがボールペンを一生懸命使っていた間、ボールペンもあなたを一生懸命サポートしてきたのです。
そんなボールペンとお別れするときくらい、ねぎらいの一言くらいあってもいいのではないでしょうか。
たった一言でいいのです。
使い終わった物を捨てるときは、心のこもった感謝の言葉を語りかけましょう。
「お疲れさまでした。ありがとうございました。お世話になりました。ゆっくり休んでね」
きれいなお別れができるでしょう。
気持ちよく新しい芯にバトンタッチできるのです。