執筆者:水口貴博

仕事を効率化させる30の方法

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曖昧な表現より、具体的な数字のほうが、説得力が生まれる。

曖昧な表現より、具体的な数字のほうが、説得力が生まれる。 | 仕事を効率化させる30の方法

抽象的な言葉は、時に便利です。

「だいたい」

「ほぼ」

「ほとんど」

100パーセントではないが、100パーセントに近いニュアンスを出せます。

大雑把に言いたいときに使える便利な言葉。

いざ食い違いがあっても「『だいたい』と言ったではありませんか」と言い逃れができます。

しかし、いくら便利とはいえ、仕事で多用するのは要注意です。

「仕事はだいたい終わりました」

「ほぼうまくいくでしょう」

「ほとんどの人がやっています」

「だいたい」「ほぼ」「ほとんど」という説明は正確ではありません。

こうした報告を聞いた上司は「はっきりしない」と首をかしげるでしょう。

抽象的な表現は、ビジネスには不適切です。

あくまで報告なのですから、正確な表現が好まれます。

こういうときは、報告に具体的に数字を入れると、表現が洗練されます。

「70パーセントが完了しました」

「9割の確率でうまくいくでしょう」

「3人に1人が取り組んでいます」

数字が入ることで、具体的にイメージしやすくなり、説得力が生まれます。

具体的な話し方を聞いた上司は、ますますあなたに信頼を寄せるのです。

仕事を効率化させる方法(20)
  • 曖昧な表現ではなく、具体的な数字を使って、説明する。
どちらもいいなと思う本があれば、両方買う。

仕事を効率化させる30の方法

  1. 仕事をもっと楽しくするための、2つのイメージ。
  2. あなたの仕事の結果は、午前に決まる。
  3. とりあえず着手するだけで、仕事の半分は終わったようなもの。
  4. 面倒な仕事ほど、できるだけ早く取りかかるのがいい。
  5. 「○○までに終わらせよう」という目標を立ててから、仕事を始めるだけでいい。
  6. 締め切りのない仕事でも、締め切りは作っておくほうがいい。
  7. やることをやれば、後は待つだけではいけない。
  8. A4サイズ1枚にまとめられない企画は、そもそもうまくいかない。
  9. これからはスピードの時代。
    スピードとは、フットワーク。
  10. 立ったまま仕事をすると、仕事が速くなる。
  11. 他人の成功は、自分の損ではない。
    他人を成功させることが、自分にとっての成功になる。
  12. 一気に終わらせられる仕事なら、一気に終わらせたほうがいい。
  13. 満足させることに満足していけない。
    仕事の本当のゴールは、満足を超えた感動。
  14. 興味のないことは、覚えにくく、すぐ忘れる。
    興味のあることは、覚えやすく、なかなか忘れない。
  15. 食事と睡眠だけは、不足させてはいけない。
  16. 1回あたりの集中時間を長くするより、集中の回数を増やせばいい。
  17. ミスを完全になくすのは、天才でも不可能。
    天才のエジソンでさえ、成功より失敗の数のほうが多い。
  18. いい仕事をするには「いい仕事をしよう」という気持ちが大切。
  19. 仕事を愛さなければ、本当にいい仕事はできない。
  20. 曖昧な表現より、具体的な数字のほうが、説得力が生まれる。
  21. どちらもいいなと思う本があれば、両方買う。
  22. 「ゆっくり」と「もたもた」は違う。
  23. プレゼン前に挨拶をするだけで、本番の緊張が和らぐ。
  24. 「できるか」と聞かれたときの最高の返事。
  25. ジョギング中に夢や目標を声に出せば、再認識を促せる。
  26. 楽しい予定が、あなたを生き生きさせる。
  27. 報告は、数回に分けてもいい。
  28. 行き詰まったときには、非常識に考えるのが常識。
  29. 初心は大事。
    ただし、本当に初心で仕事をしてはいけない。
  30. 自分は完璧でないのに、相手にだけ完璧を求めるのは不公平。

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