相手を満足させることに満足しては、不十分です。
もちろん相手を満足させられれば、最低限の仕事は達成できています。
お客さんは喜んでくれるでしょう。
「ありがとう」と感謝してくれるでしょう。
「それでいいではないか」と思うのですが、十分ではないのです。
そこに、プラスアルファによる向上がないからです。
仕事の本当のゴールとは何か。
仕事の本当のゴールは、満足を超えた感動です。
満足を超えて、感動させるところまで仕事を徹底させましょう。
プラスアルファの仕事によって相手の心を動かすことが、私たちが目指す理想です。
たとえば、コーヒーショップの店員が仕事をしているとしましょう。
おいしいコーヒーを素早く提供するのが本来の仕事ですが、それだけでは不十分です。
「今日は午後から雨のようですよ」
「今日もお仕事頑張ってください」
ちょっとした情報提供や励ましを加えるだけでいいのです。
気持ちのいい一言を添えてコーヒーを差し出せば、プラスアルファのサービスが提供できます。
お客さまは、想定していた以上のサービスを受け取れます。
このとき、満足を超えて感動するのです。
プラスアルファの仕事によって「ほかとは違う」という差別化にもつながります。
満足を超えて感動させる仕事を目指そうではありませんか。
本当のゴールは、満足を超えた感動なのです。