レストランで注文するとき、偉そうな態度になっていませんか。
偉そうな態度や話し方です。
「自分は客であり、お金を払う立場だから、偉そうにして当然」
そう思うのはよくありません。
「客だから」「お金を出す立場だから」という理由で偉そうにする人は、お金は持っていても、心が貧乏です。
「あの客は感じが悪い」と陰で悪口を言われ、冷ややかな対応を受けることになるでしょう。
「お金を払う立場」とは、見方を変えれば「作ってもらう立場」とも言えます。
たとえお金を支払う側でも、手間暇を掛けて、料理を作ってもらっているのは事実です。
支払う金額には、料理の金額ではなく、サービス料金や店の雰囲気なども含まれています。
素晴らしいサービスを提供してくれる人がいるからこそ、レストランでおいしい食事がいただけます。
ですから、たとえお金を払う立場でも、腰を低くしてお願いをする姿勢が大切です。
「商品・サービスをありがたくいただきます」という気持ちを持ちましょう。
謙虚な姿勢のお客さんを、給仕や料理人はしっかり見ています。
態度のいいお客さんには、もっと気持ちよく接したくなるでしょう。
結果として、いつもより気持ちのよいサービスが受けられます。
おいしい料理を、よりおいしく楽しめるようになるのです。