将来のために貯めるもの。
それは貯金です。
お金があれば、けがや事故など、万が一の出来事に対応できます。
もちろん不測の事態に備えた貯金は必要でしょう。
ただし、貯金をするなら限度額を決めることです。
際限なく貯金ばかりするのはよくありません。
貯金ばかりしていると、貯金額は増えますが、能力が磨かれません。
仕事も保守的になり、新しい挑戦を控えるようになります。
そういう人は、会社から見て、魅力的には見えません。
会社から見て、魅力的に見えるのは、やはり会社の利益に貢献する人物です。
すなわち、自己投資をする社員です。
稼いだお金を自己投資に使い、自分の価値を高めます。
自分から進んで勉強して、得た知識や技術を仕事に生かします。
勉強にお金はかかりますが、自分を磨いていれば、知識は増え、能力も高まります。
能力の高い人物がいれば、会社は注目せざるを得ません。
貯金より自己投資にお金を使う人ほど、将来出世します。
しかも、能力さえ高ければ、たとえその会社を辞めたとしても、他の会社で食べていけます。
能力や知的財産は、誰かに奪われる心配がありません。
将来の心配をするなら、貯金するより、自己投資です。
自分の能力を高めるために、自分にどんどんお金を使いましょう。
自己投資こそ、本当のリスク回避になります。