「留学経験があります」
そう言えば、誰もが驚くでしょう。
やはり珍しい経験であることに変わりありません。
外国語を流暢に話したり、強い積極性があったりなど、見る目が変わる印象を受けるでしょう。
では、留学経験は、就職活動に有利なのでしょうか。
まず、一概に有利であると断言はできません。
もちろん留学経験は素晴らしいのですが、それだけで評価されることはないでしょう。
留学経験があっても、得ていることがなければ、意味がないからです。
重要なのは、留学経験より、留学経験によって得たことです。
「見識が広がった」「語学力が高まった」「外国人の友人が増えた」など、結果の部分をアピールすることです。
さらに重要なのは、留学によって得たことを、企業の利益につなげてアピールすることです。
たとえば、語学力です。
現地の外国人と触れ合いながら習得した語学力は、実用的であることが期待されます。
臨機応変に対応できる語学力として実用性をアピールすれば、企業の利益と結びつきます。
特に外国語を仕事でよく使う企業では、高く評価してくれるでしょう。
このように、留学経験で得たことを企業の利益に結びつけることが大切なのです。