執筆者:水口貴博

就職活動の30の噂と真実

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目立つ傷痕は、採用に影響するか。

目立つ傷痕は、採用に影響するか。 | 就職活動の30の噂と真実

傷痕だけでは、不採用の理由にはなりません。

生きていれば、転んだ擦り傷ができたり、跡ができたりするもの。

また事故や手術などで、やむを得ず大きな傷痕ができることもあります。

普通に生活していれば、大なり小なり、体の一部に傷はあるのが普通です。

法律においても、俳優・歌手・モデルなどを除き、外見や容姿を理由による不採用が禁止されています。

リストカットのような、ネガティブな傷痕である場合を除き、普通の傷痕が直接の原因で不採用になることはありません。

たとえ生命保険や金融などの保守的な業界であっても、選考に影響が出ることは小さいと考えるのが妥当です。

傷痕があっても、業務に支障は出ないはずですから、安心して面接に挑みましょう。

注意したいのは、傷痕を気にして落ち着かない態度を見せてしまうことです。

不自然に傷痕を隠そうと手や体を不自然に動かしたりしていると、その不自然な動きのほうが目立ちます。

採用担当者は、応募者の傷痕より、コミュニケーション能力や技能など、あくまで会社の利益に貢献する部分を知りたがっています。

目立つ跡があっても、気にせずしっかり前を向き、堂々とした様子を見せましょう。

しっかりした態度をアピールできれば、応募者の芯のある人間性に注意が向きます。

傷痕が気にならないくらい、自分の中身を見てもらうと努力することが大切です。

就職活動の噂と真実(9)
  • 目立つ傷痕であっても気にせず、堂々とした様子を見せる。
学生結婚は、就職に不利になるのか。

就職活動の30の噂と真実

  1. 不細工は、選考に不利なのか。
  2. 整った顔立ちは、採用に有利なのか。
  3. 太っている人は、選考に不利なのか。
  4. 身長は、選考に影響するのか。
  5. 体育会系は、就職活動に有利なのか。
  6. 運転免許証の有無は、選考に影響するのか。
  7. ITやパソコンが苦手な人は、就職活動に影響するか。
  8. 一人暮らしは、選考に不利なのか。
  9. 目立つ傷痕は、採用に影響するか。
  10. 学生結婚は、就職に不利になるのか。
  11. 両親の離婚や母子家庭は、選考に影響するのか。
  12. 地元の学校に通う学生のほうが、就職に有利なのか。
  13. 非上場の企業は、不安定と考えていいのか。
  14. 資本金が大きい企業ほど、安定しているのか。
  15. アルバイトの経験がないと、選考が不利になるのか。
  16. ゼミに入っていないと、就職が不利になるのか。
  17. 浪人の経験は、就職に不利なのか。
  18. 留学経験は、就職活動に有利なのか。
  19. 学歴によるフィルターは、存在するのか。
  20. 4年制大学の学生は、一般職に不利なのか。
  21. 大学院への進学は、就職に不利なのか。
  22. OB・OG訪問で話した内容は、採用担当者に報告されているのか。
  23. 「説明会は選考に関係ありません」という触れ込みは、本当なのか。
  24. 説明会のキャンセルは、選考に影響するのか。
  25. スピード写真を使うと、選考で不利になるのか。
  26. 履歴書の提出日が、選考に影響する場合もあるのか。
  27. 方言は、選考で不利になるか。
  28. グループディスカッションで司会者になれば、評価を得やすいのか。
  29. 面接中トイレに行くと、確実に不採用なのか。
  30. 面接官が急に優しくなるのは、不採用の前触れなのか。

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