自己分析に区切りがついても、就職活動中、課題意識は持ち続けたいところです。
就職活動を進めていくうちに、ふと気づく一面があるからです。
自己分析とは、アイデアを思いつく瞬間に似ています。
「思い浮かべよう」と思っているときには、なかなか思い浮かばない。
頑張っても頑張っても、思い浮かばない。
その一方で、何でもないときに、ふと思い浮かぶことがあります。
自己分析も同じです。
就職活動を進めていく中で、何らかの出来事がきっかけで、自分の新たな一面に気づくことがあります。
採用担当者と話をしているうちに、自分は聞き上手であることに気づくかもしれません。
面接官からの圧迫面接がきっかけで、自分は打たれ強い性格であることに気づくこともあるでしょう。
最初は卸売りに興味があっても、あらためて自分の特徴を考えると、実は小売りのほうが合っていると気づくかもしれません。
自己分析の課題を意識し続けていると、思わぬところで、自分の意外な特徴を発見しやすくなるのです。
自己分析に区切りがついても、課題意識は持ち続けましょう。
どこで何を発見するか、わかりません。
「自分にはまだ、自分でも知らない一面があるのではないか」
自己分析を意識しているからこそ、発見もしやすくなります。