「しまった! この料理、ニンニクが含まれているの?」
デート前日、ニンニク料理はご法度です。
ニンニクは歯を磨いても、すぐにおいが取れません。
においの成分が血液を通り、肺にも到達します。
その結果、吐く息が生臭くなってしまうのです。
しかし、デート前日にニンニクを食べるべきではないと思っても、うっかり口にしてしまうことがあります。
普通にレストランで食事をしたつもりなのに、食べてからニンニクが含まれていることに気づくこともあります。
また付き合いで、ニンニク料理をどうしても断れないこともあるでしょう。
こういうとき、2つ対策があります。
においを消すために最も効果的なのは、牛乳です。
ニンニクを食べた後、30分以内に、牛乳を飲みましょう。
牛乳のタンパク質は、ニンニクのにおい成分「アリシン」を包み込んでくれる作用があります。
その結果、においの成分が腸で吸収されにくくなり、ニンニクによる口臭を防いでくれるのです。
いくら牛乳がよいとはいえ、その場にあるとは限りません。
そういうとき、代わりになるのがお茶です。
紅茶、緑茶、ウーロン茶などです。
お茶に含まれるカテキンは、ニンニクのにおい成分を素早く分解してくれる作用があるためです。
ニンニクを使った料理を出すレストランではほとんどの場合、お茶もあるはずです。
いつもより多めにお茶を飲んでおきましょう。
ニンニクのにおい成分は、食後1時間ほど経つと、体内に吸収されます。
牛乳にせよお茶にせよ、食後は早めに飲むようにしましょう。