あなたの運転免許証やパスポートの写真を見てみましょう。
どこか、間抜けな顔に見えませんか。
髪型は整い、服装も表情もしっかりしているはずですが、何か抜けているような印象です。
自分の顔なのに、自分で見るのも恥ずかしい。
不思議ですね。
なぜでしょうか。
真正面を向いているからです。
真正面を向いていると、髪型や服装が整っていても、間抜けな顔になります。
あなたが好きな人と話をするとき、顔の向きはどうなっていますか。
多くの場合、好きな人だからこそ、真正面から顔を向けているのではないでしょうか。
それは運転免許証やパスポートの写真と同じです。
きちんとした印象で見てもらうつもりが、いつの間にか、相手に間抜けな印象を与えているかもしれません。
そこで体を少し斜めに傾けてみましょう。
一番すぐできるのは、足を組むことです。
足を組むとかっこよく見えるのは、少し傾くからです。
さらに具体的な例を学ぶなら「ファッション雑誌」です。
ファッション雑誌のモデルをよく見てみましょう。
おそらく真正面から映っているモデルは、ほとんどいないはずです。
だから、かっこよく見えます。
ファッション誌のモデルを参考にして、角度をつけた話し方を実践してみましょう。