テレビには、人気絶好調のアイドルが常にいます。
そんな人気絶好調のアイドルに恋をしてしまっている人がいます。
それが一時的ならいいのですが、長期的に続いてしまうと、困ってしまいます。
アイドルたちに憧れている人は、決まって恋に対して、おっくうになっている人です。
現実の恋は、嫌なこと、つらいことがたくさんあります。
しかし、そんな経験をしたくないから、絶対傷つかないような偶像(アイドル)に理想を求めてしまっているのです。
いわゆる「現実逃避」です。
実際にある現実の恋には目を向けず、自分が傷つくことのない偶像に走ってしまうのは、大人の恋ではありません。
現実逃避なのです。
実際に街を歩いていると、アイドルに負けないくらいかっこいい人や、かわいい人はたくさんいます。
アイドルよりずっと大人だなと感じる人は、現実の世界にもたくさんいます。
アイドルに走っている人が「現実には、いい人がいない」と言うのは、現実に目を向けていないからです。
気づいていないだけで、実際はいい人がたくさんいます。
自分に気づくセンサーがないため、いい人も素通りになってしまっているのです。