「恋のチャンスがない」
「出会いのチャンスがない」
「仕事のチャンスがない」
こうしたセリフに心当たりがあれば要チェックです。
間違っても「チャンスがない」と言ってはいけません。
ありふれた一言に思いますが違います。
「チャンスがない」というのは文句です。
ぶつぶつ文句を言っている人には、とげとげしい空気が流れ、近寄りがたい雰囲気が漂います。
困っている様子で気になったとしても、ぶつぶつうるさく文句を言っていると、助けたいと思わなくなります。
「気安く協力すると面倒に巻き込まれそうだ。同情はするけど関わるのはやめておこう」となります。
自分では普通の一言のつもりかもしれませんが、それを聞いた人は抵抗を感じます。
「チャンスがない」と言う人に限って何も行動していません。
チャンスは自然にやってくるものだと思っていて、じっと待機中です。
「チャンスがない」と文句を言ってばかりで、肝心の行動はゼロ。
餌を待つだけの魚になっています。
「チャンスがないことを言いふらせば、そのうち誰か同情して助けてくれるのではないか」という下心も見え隠れしています。
文句ばかりで行動がゼロであれば、それを見た人は「文句ばかりで何も努力していない」と言いたくなるでしょう。
チャンスに恵まれないのは「チャンスがない」という文句が原因であることに気づかなければいけません。
チャンスがないのではなく、自分からチャンスを遠ざけていることに気づかなければいけません。
「チャンスがない」という一言に心当たりがあるなら、今すぐ禁句にしてください。
害があるだけで、いいことは1つもありません。
悪気はなく軽い気持ちで言ってしまう一言なので、なおさら要注意です。
自分では何気ない一言のつもりでも悪影響は甚大です。
「チャンスがない」を禁句にしてください。
言いそうになったら、別の言葉に言い換えましょう。
「チャンスを作る」です。
「恋のチャンスがない」は「恋のチャンスを作る」です。
「出会いのチャンスがない」は「出会いのチャンスを作る」です。
「仕事のチャンスがない」は「仕事のチャンスを作る」です。
もちろん言うだけでなく、きちんとアクションを起こすことも大切です。
前向きなセリフにすることで、自発性が促されます。
アクティブな心が生まれ、やる気が出てきます。
餌を待つだけの魚ではなく、ハンターになるのです。
あなたには、手も足もあって自由に行動できる肉体があるでしょう。
時間・お金・エネルギーなど、少ないながらもゼロではないはずです。
それだけあれば、今すぐハンターになれます。
リソースは限られているかもしれませんが、上手にやりくりすることです。
「チャンスを作る」と言って動き出せば、能動的に未来を切り開けます。
結果として、チャンスに恵まれるのです。