出会ったとき「付き合いにくい」と感じることがあります。
「生理的に受け付けない」なら、まだ話は単純です。
生理的に受け付けないものは、どうしようもありません。
体が拒否反応を示す相手とは、一時的に付き合うことはできても、長く付き合うのは難しいでしょう。
根本的に相性が悪い相手と仲良くするのは、夜空の星を取るくらい難しいものがあります。
明らかに仲良くしていけない手応えがあったなら、二度と会う必要はありません。
挨拶をする程度で済ませるのが賢明です。
あるいは思い切って「ご縁がありませんでした」と決別するのも1つの正解です。
問題なのは「付き合いにくい」と感じるケースです。
付き合いにくく感じると、接し方がわからなくて戸惑ってしまうもの。
「付き合いにくい」というラインは微妙で、なかなか判断が難しいところです。
あなたなら「付き合いにくい」と感じたとき、どうしますか。
ここは、出会いの成り行きを決める大切な場面です。
「付き合いにくい」と思ったからといって、切り捨てるのはよくありません。
初対面で慣れていないせいかもしれません。
あなたのことをまだよく知らなくて、緊張や警戒心が残っていて、素の自分を出せないだけというケースもあるでしょう。
たまたま体調が悪いタイミングなのかもしれません。
体調が悪いタイミングと重なることは誰にでもあることです。
もともと内気な性格のせいで、付き合いにくく感じただけかもしれません。
何度か会って打ち解けていけば、急に仲良くなれる可能性があるでしょう。
付き合いにくい人であっても「この人とは合わない」と結論を出すには早すぎます。
「今はまだ付き合いにくく感じるだけ」と考えてみましょう。
様子見も大切です。
もう少しコミュニケーションを重ねて、親交を深めてみてください。
何度か会っているうちに打ち解けていける可能性があります。
運命の出会いとは「最初は付き合いにくく感じた」というセリフが定番です。
付き合いにくく感じても、今後の関係発展に期待することも大切です。
「付き合いにくい」と思う人であっても、慣れたとたん親密になれることがあります。
お互いが慣れてくれば、一転して付き合いやすくなるのは珍しくありません。
付き合いにくい人が、しばらくたってから「運命の人」に変わる可能性もゼロではないのです。