出会う前の印象で決めつけないことです。
出会う前、写真や人づての話から相手の様子を知ることができます。
相手の写真を見て、真面目そうな顔をしている人なら「堅苦しそうだな」と思うでしょう。
「癖のある人だよ」という話を聞くと「とっつきにくい性格なのかな」と思うでしょう。
ある程度生きていると、外見を見たたり話を聞いたりしただけで、その人の内面を想像できることがあります。
そしてその想像は、思い込みに変わりやすい。
「こんな人に決まっている」と考え始めると厄介です。
出会う前の印象で「こんな人だろう」と決めつけると、つまらない思い込みが発生します。
いったん思い込みが生まれると、視野が狭くなり、それ以外の情報を受け付けなくなります。
そして思い込みによる想像がエスカレートしていきます。
悪い方向に妄想が膨らんでいき、不安や恐怖が出てきます。
消極的な気持ちが大きくなり「会うのはやめておこうか」となりやすい。
ついには出会いの機会を逃すことになるのです。
出会う前の印象で、すべてを決めつけないことです。
写真であろうと人づての話であろうと、過信には要注意です。
どれも2次情報・3次情報にすぎません。
1次情報は、実際に会ってみないとわかりません。
本当のところは、実際に会って初めてわかります。
真面目そうな人でも、会ってみると、フレンドリーで親しみやすいこともあるでしょう。
「癖のある人」と聞かされていても、会ってみると、話や相性がぴったり合うこともあるはずです。
私たちの日常でも、想像とは違ったギャップに驚くことはよくあることです。
写真であろうと人づての話であろうと、過信には要注意です。
「もしかしたら違うかもしれない」と考えることです。
思い込みをなくして、ゼロベースで考えてみることです。
写真も人づての話も、あくまで参考にとどめておくのが正解です。
本当のところは、直接会ってわかることです。
本当の印象や相性は、直接会って確かめるのが確実です。
それが、出会いの可能性を広げることにつながります。