出会いのチャンスはどこにあるのでしょうか。
それは「顔は知っているが話したことはない」という人にあります。
あなたの日常には「顔は知っているが話したことはない」という人がいるでしょう。
面識はあるものの、用事がないので今まで一度も話したことのない関係です。
ここに出会いのチャンスがあります。
「顔は知っているが話したことはない」という人に、思い切って会釈をしてみましょう。
いきなり挨拶で声をかける必要はありません。
「おはようございます」「こんにちは」と声を出さなくてもかまいません。
軽くお辞儀をするだけでいいのです。
もちろん無表情ではなく、軽くほほ笑みを浮かべながら会釈をしましょう。
相手はきょとんとした表情をするかもしれませんが、その後も会釈を続けていきましょう。
相手から無視されても、会釈を続けてください。
あるときから相手も会釈を返してくれるようになります。
「お互い意識し合う」という状態に発展します。
会釈も、れっきとしたコミュニケーションです。
言葉は発していなくても、非言語コミュニケーションの1つとして成立します。
あなたが会釈をすることで「あなたは私の人間関係の1人です」といった歓迎のメッセージを伝えることができます。
同時に「あなたと仲良くなりたいです」といった友好的なメッセージも伝わります。
言葉を一言も発しなくても、自然と仲良くなっていけるのです。
相手が会釈を返してくれるようになれば、仲良くなるのは時間の問題です。
次は声を出して「おはようございます」と挨拶をしてみましょう。
すでに会釈をし合う関係なので、声を出して挨拶をしても自然に受け入れられるでしょう。
気づけば、普通に雑談ができる関係になっていることでしょう。
いつの間にか友人関係に発展しているでしょう。
相手が異性なら、恋人関係に発展していく可能性もゼロではありません。
これだけで人と人とのつながりが生まれ、関係性を築いていけるのです。
出会いのチャンスは、会釈から始まります。
軽く頭を下げるだけですから簡単です。
「出会いがない」というなら、なおさら会釈を心がけてください。
「顔は知っているが話したことはない」という人に会釈をするだけで関係性を築いていけます。
出会いのチャンスは「顔は知っているが話したことはない」という人にあるのです。