電話の会話が終わるのは、いつでしょうか。
「電話を切ったときに終わる」と考えるのが、一般的ではないでしょうか。
電話を切ると、相手との通信が途切れるため、会話をしたくてもできなくなります。
たしかに表向きはそうですが、実際には、少し違った出来事が起こっています。
あなたが誰かと楽しく会話して、電話を切った直後を思い出してください。
電話を切った瞬間、会話のすべてをすぐ忘れることはないでしょう。
特別忙しい状況でなければ、電話を切ってしばらくの間は、会話を思い出すのではないでしょうか。
「こんな話をしたな」「この話が面白かった」などと、1人で振り返ります。
電話の相手が、親しい友人や愛する恋人などなら、なおさらです。
楽しかった会話を思い出し、にこにこして、会話の心地よい余韻を楽しむでしょう。
思い出し笑いをすることもあるでしょう。
あなたがそうであるように、きっと相手もそうです。
相手も電話を切ってしばらくの間、会話を思い出したり余韻を楽しんだりしているでしょう。
だからこそ、電話の切り方は大切です。
前向きに話をしましょう。
気持ちよい切り方をしましょう。
すると電話を切った後、すがすがしい余韻を楽しめます。
電話を切った後も、しばらくは会話が続いているのです。