不安や寂しさを強く感じやすい時間帯があります。
夜です。
これまで不安や寂しさを感じた時間帯を振り返ってみてください。
もちろん日中に不安や寂しさを感じることもあるでしょうが、それほど多くはないはずです。
感じたとしても、軽い程度のはずです。
圧倒的に多い時間帯は、夜のはずです。
夜は、不安や寂しさが増幅されやすい時間帯です。
外は暗くなり、静かな雰囲気になります。
疲れもたまっているため、意識がぼんやりしがちです。
真っ暗な空間に囲まれていると、自分が孤独になった感覚が強くなります。
夜は、思考状態がネガティブに陥りやすいため、不安や寂しさも増幅されやすくなるのです。
夜で最も気をつけたいのは、勢いで別れを切り出してしまうことです。
夜の力で増幅された不安と寂しさに耐えきれず、自制心を失ったまま、勢いで別れを切り出すのはよくありません。
翌日になれば「あんなことを言うべきではなかった」と、後悔するでしょう。
夜は、不安や寂しさが増幅されやすい時間帯であることを、前もってしっかり理解しておくことです。
「夜とはそういうものだ」と構えておけば、いざ夜に情緒が不安定になっても、冷静に対処しやすくなるはずです。
早寝早起きが一番。
早寝早起きは、肉体面の健康だけでなく、精神面の健康にも有効です。
夜は早めに寝れば、不安や寂しさを感じる時間も短くなります。