つまらない見栄やプライドがあると、退職も転職もできません。
退職も転職も、かっこ悪いと思われる場面がいくつかあります。
退職を切り出すときは、上司に頭を下げなければいけません。
同僚には「逃げ出した」「落ちこぼれ」と思われるかもしれません。
思っていたより低い自分の市場価値に、あぜんとすることもあるでしょう。
転職の面接で、短所を突かれ、あたふたするでしょう。
こうしたことは、見栄やプライドがあるとできません。
強がって見栄を張っていると、行動する勇気が出なくなり、新しい行動ができなくなるのです。
しかし、気づいてください。
自分にとって大事だと思う見栄やプライドも、他人にとってはどうでもいいことです。
自分は恥ずかしくてつらくても、相手はあなたの恥を気に留めていません。
それに気づけば、頭を下げたり謝ったりすることは、さほど重大ではないとわかるはずです。
つまらない見栄やプライドのために、自分の人生が前に進まないほうが、はるかにかっこ悪いことです。
見栄やプライドは捨ててしまいましょう。
逆に「恥をかきに行こう」と思えば、退職も転職もしやすくなります。
捨てた瞬間、あなたには、勇気と自信がつくでしょう。