異なる業界に転職する場合、当然知らないことが多いため、新しく勉強することになるでしょう。
たとえ同じ業界への転職であっても、やはり職場が変わるわけですから、新しく学ぶこともあるはずです。
そんなとき、転職に失敗する人にありがちな一言があります。
「勉強をさせてください」です。
就労意欲を感じさせる発言に思えますが、実は面接官が苦手な言葉の1つです。
面接官は「ここは学校ではない。勉強くらい自分でしてくれ」と思うからです。
低姿勢で発言したつもりが、思わぬ誤解を生みます。
即戦力が乏しく、企業を頼ろうとする印象が強くなってしまうのです。
一方、転職に成功する人は「勉強します」と言います。
企業とは、あくまで営利を目的とする組織体であり、勉強したことを生かす場です。
社会に出ると、学校とは違い、先生はいません。
自分から進んで勉強する姿勢が必要です。
必要とあれば、書籍代も実費で支払い、進んで勉強します。
「自分で勉強する」という意欲や熱意を見せましょう。
わからないことがあっても、すぐ人に聞くのではなく、まず自分で考える姿勢が大切です。
採用担当者が求めているのは、自発的に勉強しようとする人材です。