転職に失敗する人は、本業をおろそかにするのが特徴です。
仕事中は転職のことばかり考え、目の前の業務に集中できていません。
「どうせ辞める仕事なのだから適当でいい」
だらしない気持ちが強くなっています。
ぼうっとしているある日、仕事に集中していないため、大きなミスをしてしまいます。
トラブルの後始末に追われ、忙しくなる。
いつの間にか、転職どころではなくなるのです。
一方、転職に成功する人は、本業を最優先にします。
在職中の仕事がきちんとできてこその転職です。
仕事中は仕事に集中して、それ以外の時間を使って転職活動を行います。
本業がきちんとできてこそ、転職での面接でも、自信を持ってアピールできます。
もし面接日に急な残業が入れば、迷わず、在職中の仕事を優先します。
直前になって面接をキャンセルすることになりますが、本業は、常に最優先。
お金をもらって働かせてもらっている以上は、最後までやり遂げる責任があります。
評価が下がりそうな突然のキャンセルですが、転職先の採用担当者は意外に寛大です。
仕事に対して責任感が強いとわかるため、ますます転職希望者が魅力的に見えるようになります。
急なキャンセルをしてもほとんど評価は落ちず、面接日の再調整も、前向きになってくれるのです。