リスクを回避しすぎていませんか。
もちろんできるだけダメージを抑える心がけは大切です。
避けられるダメージは避け、安定した人生を歩みたいものですね。
しかし、リスクを回避するとはいえ、回避しすぎていませんか。
「少しでも苦しいのは嫌」
「傷の1つすら、許せない」
「完全に安定した道を進みたい」
たしかに自然な考えですが、注意が必要です。
危ないとはいえ、リスクを回避しすぎるのも現実的ではありません。
リスクを回避して、熟知した道だけを歩むのでは、冒険のない毎日になるでしょう。
安定を意識して、熟知した方法だけを選ぶのでは、見識が広がりにくい生活になるでしょう。
包丁の使い方を習得するためには、包丁でけがをするかもしれないリスクを覚悟しなければいけません。
何でもそうです。
何かを得るためには、ある程度のリスクが必要です。
リスクばかりを避けていると、保守的で消極的な人生になります。
リスクを回避しすぎていると、成長や前進ができなくなるため、それもまたリスクになるのです。
リスクを回避するのは大切ですが、完全を目指さないことです。
前に進むためには、多少の傷が必要です。
ある程度のリスクを覚悟することです。
むしろリスクがあることを喜びましょう。
リスクに対して前向きになると、成長や前進ができるだけでなく、度胸試しにもなり、勇気まで身につきます。
ある程度のリスクがあってこそ、成長や前進ができるのです。