執筆者:水口貴博

雑談の技術を磨く30の方法

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話したくないプライベートに、首を突っ込まないようにしよう。

話したくないプライベートに、首を突っ込まないようにしよう。 | 雑談の技術を磨く30の方法

私が会社の人たちと、飲み会で楽しんでいたときのことです。

私のプライベートをしつこく聞いてくる人がいて、嫌な気持ちになったことがあります。

私が普段何をしているのか、給料がどれくらいなのかと、しつこく何度も聞いてくるのです。

それもみんなの前で、無理やり暴露させようとします。

みんなの前というのが、またいやらしい。

私はとても困りました。

あげくには「本当に聞き出すまでは、帰らせない」と言うのです。

困っている私の表情を見て、ある先輩が「まあまあ」と助け舟を出してくれて何とか切り抜けました。

しかし、私は「この人とはあまり関わらないようにしよう」と思いました。

人間、話したくないプライベートは、1つくらいはあるものです。

それを、無理やり聞き出そうとする態度は、好感が持てません。

雑談ではなく、警察の事情聴取になっています。

雑談は、事情聴取をすることではありません。

相手の話したくないプライベートには、触れない気遣いが必要です。

無理やり聞き出そうとする人は雑談から外されてしまうのです。

雑談の技術を磨く方法(27)
  • 話したくないプライベートを、無理やり聞き出さないようにする。
沈黙も楽しむ雑談にしよう。

雑談の技術を磨く30の方法

  1. 会話の達人とは、雑談の達人のこと。
  2. なぜ、好きでもない人に限って、仲良くなってしまうのか。
  3. ノウハウも結論も求めない。
  4. 中身のない話を、中身のある話に変えてしまえばいい。
  5. 会話は、テーマの脱線が面白い。
  6. テーマのない会話こそが、雑談。
  7. 細かいことに、こだわりすぎない。
  8. 無理やり話をまとめない。
  9. 答えをじらさない。
  10. 雑に会話をするから、雑談ができる。
  11. 体験談ほど、人が引き付けられる話はない。
  12. 雑談には、表情がある。
  13. うまく話そうと思えば思うほど、うまく話せなくなってしまう。
  14. 話の途中で思い出したことを、遠慮しない。
  15. 何でもいいから、返事はすぐする。
  16. 相槌上手は、雑談上手。
  17. 雑談とは、連想ゲームと同じこと。
  18. 一つ一つの会話を、短くしよう。
  19. 話の途中でも、切り捨てられる勇気を持つ。
  20. たとえつまらない話でも、笑ってあげる優しさを持つ。
  21. 雑談が、明るさを生み出す。
  22. モテる人は、雑談で口説く。
  23. 「傷つける、傷つけられる」を、必要以上に恐れない。
  24. 雑でも「礼儀」だけは忘れない。
  25. 「一生懸命さ」は、雑談を盛り上げるスパイス。
  26. 雑談は、共感していくだけでいい。
  27. 話したくないプライベートに、首を突っ込まないようにしよう。
  28. 沈黙も楽しむ雑談にしよう。
  29. 話に割り込んでしまったときには、元に戻してあげるケアをしよう。
  30. 思い出に残る話は、雑談から生まれてくる。

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