結婚した男女は、夫婦になります。
男性は夫になり、女性は妻になります。
お互いにそれぞれの役割を演じますが「夫」や「妻」という形にとらわれすぎることがあります。
「夫はこうあるべきだ」「妻はこうしなければいけない」などの固定観念です。
たしかに模範は存在しますが、あくまで模範です。
夫婦の形は、人それぞれです。
ときどき思い出してほしいことがあります。
「夫も妻も、1人の人間」ということです。
「夫ならしっかりしなさい」と思ったときは「夫も1人の人間」を思い出します。
夫も人間ですから、弱音を吐くこともあれば、逃げ出したくなることもあります。
甘えることもあれば、おならをしてかっこ悪くなることもあるでしょう。
人間ですから、くだらない趣味があるのも不思議ではありません。
夫である前に人間であることに気づけば、ささいなことでいらいらしていたのだと気づきますね。
妻も同じです。
「妻らならしっかりしなさい」と思ったときは「妻も1人の人間」を思い出します。
妻も人間ですから、泣きたくなることもあれば、むかっとすることもあります。
勇ましくなることもあれば、おじけづくこともあるでしょう。
自分でもよくわからない行動をすることもあるでしょう。
夫婦とはいえ、お互いに人間なのです。
「どうしたんだろう」と思ったときには「人間だから仕方ないよね」と思うのが一番です。
夫婦生活は、長く続きます。
あまり型に執着せず、ゆったりした考え方のほうが、長い夫婦生活を楽しめます。