憧れだった結婚生活が実際に始まると、厳しい現実に直面します。
「家庭に縛られ、自由が失われている」
「節約生活ばかりで、買いたい物が買えない」
「自分の人生を犠牲にして、子育てをしている」
その結果、大きな犠牲が伴っている感覚に陥ることがあるのです。
気持ちはわかりますが、まず「犠牲」という言葉を禁句にしましょう。
考えるのも、やめにします。
「犠牲、犠牲」と考えても、被害者意識が強くなるだけで悪循環です。
意識を変えましょう。
結婚生活は「犠牲にしている」ではなく「楽しんでいる」という意識にするのです。
「家庭に縛られ、自由が失われている」と考えるのではありません。
「家庭生活を楽しんでいる」と考えます。
「節約生活ばかりで、買いたい物が買えない」と考えるのではありません。
「節約生活を楽しんでいる」と考えます。
「自分の人生を犠牲にして、子育てをしている」と考えるのではありません。
「自分は子育てを楽しんでいる」と考えます。
「楽しんでいる」と考えると、だんだん楽しくなります。
発想の転換です。
縛りや制限も、楽しみとして考えましょう。
「楽しむ」と考えることが、既婚者としての楽しみです。
苦しさの中にこそ、喜びが隠されているのです。