恋愛でつきものは、誤解です。
好意を伝える行動のすべてが、そのとおりに進むとは限りません。
恋愛では、1つや2つ、誤解はつきものです。
たとえば、彼女が風邪を引いたとき、心配のつもりで電話をすると「迷惑だ」と言われてしまった。
また、彼女を喜ばせようと思って楽しい話をたくさんすると「一緒にいて疲れる」と言われてしまった。
好かれるためにした行動が、何らかの誤解で、嫌われる行動になる場合があるのです。
さて、ここでどうするかです。
たしかに誤解のままは、気持ちよくありません。
誤解をきちんと解けば、自分の純粋な気持ちをわかってもらえ、好かれるであろうと考えます。
もつれかけていた恋愛が、また元どおりに戻るであろうと思います。
そこで、強引になってしまう男性がいるのです。
「誤解だよ。なぜ、俺の気持ちをわかってくれないのか。待って。理由を聞かせて」
相手の手を強く握ったり、手を引っ張ったり、大きな声を荒らげたりします。
わかってもらうまで、何度も電話をしたり、帰らせないようにしたりします。
相手にわかってもらえるまで、引き下がりません。
これは、逆効果なのです。
誤解を解こうとして、逆に嫌われてしまう男性のパターンです。
こうした男性は、彼女にとって「怖い」「気持ち悪い」と映ります。
「嫌だ」「やめて」という主張をしているのに無視され、自分の都合で物事を進めようとする、身勝手な男性と思われます。
こういう態度を、女性は嫌うのです。
誤解を解こうとした態度によって、さらに誤解が大きくなるありさまです。
今、自分がそうなっていませんか。
そうした行動パターンに心当たりのある男性は、要注意です。
どきっとした男性は、いま一度、改めましょう。
彼女が「やめて」「嫌だ」と主張したときは「わかった。ごめんね」と謝り、一度素直に引き下がる男がモテます。
誤解されたままの状態は気になるでしょうが、第1は彼女の意思です。
そのほうが「意思を尊重してくれた」と思い、亀裂が最小限で抑えられます。
しばらくして、彼女から話しかけてくるまで、待ち続けるのが賢明なのです。