SPFの数字は、日焼けをし始めるまでの時間を表した数字です。
SPF1は、日焼けを始めるまでおよそ20分という意味があります。
しかし、時間を表している数字にもかかわらず、あまりあてにはなりません。
人間の皮膚からは、絶えず汗や皮脂が出ているため、日焼け止めにむらができるのです。
むらになった状態では、日焼け止めの効果も半減します。
およそ3時間に1回くらいの目安で塗り直しが必要になるのです。
「塗り直しが面倒。塗り直しを防ぐ方法はないの?」
どうしても塗り直しが面倒なら、耐水性がある日焼け止めを選びましょう。
耐水性のある日焼け止めは、汗や皮脂で落ちにくいため、一般的な日焼け止めより効果が長く続きやすいのが特徴です。
ただし、あくまで「水や汗に強い」というだけで、落ちないわけではありません。
塗り直しの間隔はいつもより長くしていいのですが、定期的な塗り直しは忘れないようにしましょう。
ただし、耐水性が強いタイプほど、液がねっとりして、つけ心地が悪くなる傾向があります。
店頭の試供品などで、試しながら選ぶようにしましょう。