執筆者:水口貴博

メイクの美的センスが向上する30の工夫

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唇の形を思いどおりに整える、リップペンシルやコンシーラーの上手な使い方。

唇の形を思いどおりに整える、リップペンシルやコンシーラーの上手な使い方。 | メイクの美的センスが向上する30の工夫

唇の形を整えたい悩みがあります。

「分厚い唇を、薄く見せたい」

「薄い唇を、分厚く見せたい」

「上下左右で形が微妙に違う唇を、対照的に整えたい」

「唇にボリュームを出して、色気を見せたい」

真っ先に浮かぶのは、やはりリップペンシルとコンシーラーです。

唇の輪郭から外にはみ出したいときは、リップペンシルを使います。

唇の輪郭から内側にはみ出したいときは、コンシーラーを使います。

唇の輪郭を整えることで、厚みの調整が可能です。

シンプルな使い方ですよね。

説明なんていらないと思います。

ところが、なぜかうまく決まらない。

手こずることがあります。

シンプルな使い方とはいえ、3つのポイントがあるのです。

(ポイント1)
上唇の山に沿う

上唇の中央をみましょう。

小さな山が2つありますね。

この山がなくなると、不自然になります。

唇の厚みを整えるときは、必ず、この山を維持することが大切です。

(ポイント2)
口角は細く整える

リップペンシルで唇の輪郭を整えるとはいえ、口角部分はむやみに手をつけません。

口角がなくなったり、太くなりすぎたりしてしまうと、不自然に見えてしまうからです。

唇の形を整えつつ、口角はきゅっと引き締めましょう。

(ポイント3)
はみ出す限界は2ミリまで

唇の輪郭や厚みを整えるとはいえ、程度が大切です。

あまり輪郭からはみ出しすぎてしまうと、口元が不自然に見えます。

一般的には、2ミリが限界といわれています。

分厚く見せるときも薄く見せるときも、唇からはみ出す限界は、2ミリまでを目安にしましょう。

メイクの美的センスが向上する工夫(12)
  • 唇の厚みを調整するときは、唇の山やはみ出す程度を意識する。
シェーディングは、顔の内側から外側に向けて塗らない。

メイクの美的センスが向上する30の工夫

  1. 本格的な化粧台からは「こっちにおいで」という声が聞こえる。
  2. メイクに力を入れた1日は、恋も仕事も、力が入る。
  3. あらためて考えたい、顔の各パーツをメイクする意味。
  4. 夏用と冬用で、化粧品を使い分けていませんか。
  5. リキッドファンデーションを手に取れば、いきなり顔につけない。
  6. ある1カ所だけ、ファンデーションを乗せなくてもいい部分がある。
  7. にきび肌の人が、化粧品選びで心がけることは、1つだけ。
  8. 吹き出物があるとき、上手にメイクをする、3つのポイント。
  9. 濃さが変わりやすい目の下のくま。
    上手なコンシーラーの使い方。
  10. 肌トラブルの広さに応じて、2種類のコンシーラーを使い分ける。
  11. コンシーラーの完成度を高める、最後の一手間。
  12. 唇の形を思いどおりに整える、リップペンシルやコンシーラーの上手な使い方。
  13. シェーディングは、顔の内側から外側に向けて塗らない。
  14. 下まぶたをふっくらさせたいときのメイク方法。
  15. アイラインは、かなり奥が深い。
  16. アイラインが取れにくくなるちょっとした一工夫。
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