「明るい肌に見せたい」
そう思い、白いファンデーションを選ぼうとします。
明るい肌に仕上げたい気持ちはわかりますが、気持ちのまま、明るいファンデーションを選ぶのは要注意です。
ファンデーションを選ぶ際、地肌の色とのバランスを考えて選ぶ必要があります。
ファンデーション選びで迷うのは、色です。
あなたなら、顔のどの部分に合わせて選びますか。
地肌より明るい色のファンデーションを選んでしまうと、顔だけが白くなって、浮いてしまいます。
手の甲に塗って確かめることもできますが、理想ではありません。
たしかに手の甲も地肌ですが、顔の肌色とは、わずかに異なります。
頬は日光に当たりやすい一方、首はあまり日光に当たりません。
頬と首とでは、どちらを基準にしても、色が異なってしまうのです。
ファンデーションの色選びで大切な基準は、どこでしょうか。
えらの辺りです。
頬と首のちょうど中間に当たるこの部分は、ファンデーションの色として最適です。
頬ほど日光は当たらず、首ほど影にもならない部分です。
えらの色を基準にすれば、頬とも首とも色の差が小さくなるため、ファンデーションが自然な仕上がりになるのです。
実際に化粧品売り場の鏡で、顔や首とのバランスを考えながら、選んでみましょう。