「メイクが上手だね」
そう言われるのは、少し残念です。
自分の美しさを褒められているような気がします。
しかし、いけないのです。
他人がそう言ったときの、本当の真相に気づきましょう。
「メイクが上手だね」と言われると言うことは、メイクがばれています。
褒められているのは、顔ではなく、メイクです。
メイクがメインになり、顔立ちがサブになっています。
それだけメイクが濃くなっていたり強調しすぎていたりしていることです。
相手の注意は、顔より、メイクに向いている状態なのです。
本当にメイクがうまい人は、メイクについて褒められません。
単に「きれいだね」「美人ですね」と言われます。
たとえば、テレビで活躍する美人女優を思い浮かべてみましょう。
ふと、あなたが抱く印象は「美しい」「きれい」というイメージのはずです。
決して「メイクがきれいだな」とは思いませんよね。
まさに、その感覚です。
あからさまなメイクをしない。
さりげなく美人に見せる。
メイクをしているのに、メイクがばれないことが大切です。
メイクは「もともとこういう顔立ち」と思わせてこそ、大成功です。
顔立ちがメインであり、メイクがサブになることです。
「メイクが上手だね」と、ずばり言われてはいけないのです。
生まれつきこういう顔立ちであるように見せるメイクが、本当に上手なメイクです。