やっていいことと悪いこと。
この2つをきちんと理解することが、メイク上達の道です。
メイクには、そうしたルールが数多く存在します。
眉の描き方にも、やっていいことと悪いことがあります。
ブロウライナーで眉を描くとき、眉頭や眉尻はぼかせます。
眉頭も眉尻も、顔の印象を決めるところです。
柔らかいグラデーションが決まっている眉頭や眉尻は、繊細で女性的な雰囲気が漂います。
ただし、何でもぼかせば、きれいに仕上がるわけではありません。
眉頭や眉尻はぼかしてもいいですが、眉山はぼかさないのがセオリーです。
眉山がぼけると、眉の全体までぼやけて見えてしまい、だらしない顔になってしまうからです。
眉山がぼやけていると、眉の手入れをサボっているように見られやすくもなります。
慎重に考えて物事を判断することができる女性に映ります。
眉山の様子が、心の状態を反映しているように見えるのです。
眉頭や眉尻はぼかしてもいいですが、眉山はくっきりと描きましょう。