世の中を見てみましょう。
しっかりした頼りがいのある人でモテている人もいれば、なよなよした頼りない人でもモテる人がいます。
どちらがいいのでしょうか。
どちらがいいとは限りません。
どちらにしろ、自分の持ち味をしっかり把握して生かせば、素晴らしいその人らしい性格になります。
魅力へと変わります。
持ち味は、伸ばせば、魅力に変わります。
もしかしたら、あなたは人気を得るために、憧れる性格になろうとしているのではありませんか。
その必要はありません。
あなたは、あなたのままでいい。
まったく変える必要はありません。
しかし、その代わり、自分らしい性格はさらに伸ばして、個性に磨きをかけてください。
しっかりした性格だけモテるのではありません。
たとえ、なよなよした性格でさえも、優しい物腰だと感じて気に入ってくれる人は必ずいます。
「自分はなよなよしている。もっとしっかりしないといけない」
しかし、初めからそういう人は無理に自分を変える必要はありません。
そのなよなよさえも、個性として磨けば素晴らしい魅力に変わります。
くらげは、なよなよしています。
骨がないから、周りに流されます。
しかし、骨がないため柔軟性があり、折れることはありません。
骨のある生き物は衝撃に弱いですが、骨がない生き物はなよなよしているがゆえに、あらゆる衝撃に強いです。
そういう長所と短所を把握することです。
必ずしもしゃきっとした性格が素晴らしいとは限りません。
真面目に生きている人は、自分に厳しすぎるため、うまくいくときはいいですが、折れるときには簡単に折れます。
真面目すぎる人ほど、落ち込みやすいのもそのためです。
なよなよした性格がもともとあるなら、ラッキーです。
その柔軟性があるゆえに、打たれ強くなり、落ち込みにくい性格になります。
自分では嫌いだと思っている性格も、ほかの人から見ると羨ましい性格なのです。