「結婚相手が少ない」
「結婚相手をもっとほしい」
そんな悩みを持つ人がいます。
あらためて考えてみると、おかしな話です。
知人関係・友人関係ならまだわかるのです。
「友人が少ない」「人間関係が乏しい」といった悩みならわかります。
知人友人は、何人いてもいい。
知人関係・友人関係は、たくさん作ることができます。
10人いようと20人いようと問題ありません。
心がけ次第によっては、友人を100人作ることも不可能ではありません。
まさしく「人の輪」という状態になります。
いろんな人と接することで、いろんな刺激が得られたり楽しい時間が増えたりしていくでしょう。
視野が広がったり勉強になったりなど、自分の成長にもつながります。
知人友人が、多くいればいるほどいいでしょう。
しかし、結婚相手は違います。
結婚相手は、1人いればいいのです。
1人と結ばれればゴールです。
何人もいる必要はありません。
むしろ何人もいると困ります。
いいなと思う人がたくさんいても、最終的に選ぶのは1人です。
1人見つかって、その人と結ばれればいいのです。
結婚相手に数を求めるのはナンセンスです。
実りのない出会いが、10回連続で続くと不安になります。
「交際に発展しない出会いが10回あった」ということです。
だんだん不安が広がって、焦りを感じ始めます。
「このまま理想の人と出会えないのではないか」「結婚できないのではないか」と落ち着かなくなる。
連続で10回続くと、この先もずっと恵まれない状態が続きそうに思えます。
実りのない出会いが続くと、気分も下がり気味になるでしょう。
しかし、ここが正念場です。
実りのない出会いがたくさん続いても希望を持つことです。
焦ることも落ち込むこともありません。
10人続こうと100人続こうと関係ありません。
「次こそは。また次こそは」と希望を持つことが大切です。
運命的な出会いは、ある日突然訪れます。
次の出会いで結婚相手との出会いという可能性は十分考えられます。
1人の出会いで、今までの努力と苦労がすべて報われます。
なかなか結婚相手が見つからないとき、こう考えてください。
「たった1人でいいのだ」と。
前向きに考えることです。
おろおろ焦らず、くよくよ落ち込まず、どっしり構えましょう。
実りのない出会いが永遠に続くわけではありません。
実りのない出会いが100回続いても、次の101回目で運命が起こることもあります。
素晴らしい出会いほど、突然に起こるのが定番です。
結婚相手との出会いは、油断したときに起こります。
次の出会いがそうかもしれないのです。