同棲中は、嘘に注意しましょう。
もちろん円滑な人間関係では、時に嘘も必要です。
別々に暮らしているときなら、下手な嘘でも、ばれずに済ませられることがあります。
相手の行動を、24時間365日、ずっと見ているわけではありません。
嘘を言っても、相手を信じ込ませることができれば、その場をしのげることができるかもしれません。
円滑な人間関係には適度な嘘が必要になることもありますが、同棲では注意が必要です。
同棲では、嘘が通用しにくくなると思ってください。
同じ場所で一緒に暮らしているため、お互いがいつ、どこで、どんな生活をしているのか把握できます。
嘘でごまかそうとしても、一緒に暮らしていると、簡単にばれます。
同棲は、結婚を前提に行われるのが一般的です。
小さな嘘であっても、パートナーを傷つけ、信頼関係に悪影響をもたらすことがあります。
たとえば、パートナーから「今週末、久々に外でデートしようよ」と誘われたとします。
あなたは「その日は昔の知り合いと会う約束なんだよね」という嘘で断ったとしましょう。
別々に暮らしているときならお互いの行動は見えないため、雑な嘘でもごまかせたでしょうが、同棲ではそうもいきません。
一緒に暮らしているので、相手がどんな生活をしているのか、日常生活のレベルから把握できます。
「知り合いと会う約束」と嘘をついたところで、相手の週末の暮らし方が見えるので、簡単にばれる。
たとえ都合よく外出したとしても、前後の不自然な行動から、気づかれやすい。
嘘をつかれたパートナーは、傷つくのです。
小さな嘘であっても、何度も続くと、笑い事では済まされません。
お互いの信頼関係を傷つけます。
同棲では、嘘が通用しにくくなることをしっかり認識しておくことです。
ほとんどの嘘が通用しにくくなるといっても過言ではありません。
では、どうするか。
下手な嘘をつくくらいなら、正直に話すことをおすすめします。
「ごめんね。週末は家でゆっくり休みたいな」
「気が向かないから、別の日はダメかな」
「今は元気が出ないから、また今度にしよう。その分、たっぷりデートをするから」
正直に言ったほうが、まだ相手を傷つけなくて済みます。
面倒なら、正直に「体が重たい」と言ったほうが、嘘をつかれるよりは理解されるでしょう。
お互い信頼し合っているなら、正直に言ったとしても、納得してくれるはずです。
下手な嘘をつくくらいなら、正直に話したほうがいいのです。