最愛の人と別れたときに、よく思うことがあります。
「あの人くらい愛せる人はもう現れない」という思いです。
お付き合いが濃ければ濃いほど、運命的なものを感じます。
絆も愛着も思い出もたくさんできれば「最高の人だ」と思うでしょう。
だからこそ、別れたときの苦しみもひとしおです。
「あの人くらい愛せる人はもう現れない」と思うから、先の人生も真っ暗に思えます。
しかし「もうあの人以上の人は現れない」と思うのはやめることです。
「もうあの人以上の人は現れない」と思っていると、どんな出会いも否定から入るようになります。
どんな出会いも拒むようになると、思っていることが本当の現実になってしまいます。
そもそもその人以上の人が現れるかどうかは、まだわかりません。
これから人生の出会いの中で、もっといい人が見つかる可能性は十分あるでしょう。
「もうあの人以上の人は現れない」と思うのはやめましょう。
代わりに「あの人以上の人がきっと現れる」と信じましょう。
信じたくなくても、信じないといけません。
希望がなくても、希望を持たないといけません。
「あの人以上の人はきっと現れる」と信じることが、よい出会いを引き寄せる力になります。