別れ話を切り出す時間帯にも配慮が必要です。
一般的に別れ話といえば「夜」というイメージが多いのではないでしょうか。
たしかに夜のほうがしんみりして、話しやすいかもしれません。
学校や仕事が終わった後のほうが、予定も少なく、お互い時間もあるでしょう。
しかし、実際は夜ほどこじれやすい時間帯はありません。
夜は興奮しやすい時間帯のため、冷静な話し合いがしにくい傾向があります。
暗い雰囲気が漂っていたり疲れがたまっていたりなど、あまり明るい要素がありません。
暗い時間帯に暗い話をすると、ネガティブな感情が大きくなります。
いくら上手に言葉を選んでも、感情的になって、まともな話し合いにならない場合もあります。
たいていこじれる別れ話は、夜に切り出していることが多い。
一方、昼間は違います。
太陽の光は、人の思考を冷静にさせる効果があります。
昼間に別れ話を切り出すと、冷静な思考状態を保ったまま話し合える傾向があります。
別れ話を切り出す時間帯は、仕方ない事情を除いて、夜より昼間を選ぶのが賢明です。
調整が難しいかもしれませんが、できるだけ心がけてみてください。
時間帯は、雰囲気を決める重要な要素。
明るい時間帯に変えるだけで、別れ話の暗い要素がかなり軽くなります。
明るい時間帯に話をしたほうが、明るい方向に話を進めやすくなります。