「相手の短所が気になって、好きになれない」
好きな人に短所を見つけてしまうと、気になってしまい、踏み込めないことがあるでしょう。
もちろん短所が、暴力・虚言癖・ギャンブルなどなら、抵抗があるのもわかります。
深く関われば、自分に悪影響を及ぶのは容易に想像できるでしょう。
そのほか生理的に受け付けないものも、相性に関係するため、なかなか克服するのが難しいはずです。
しかし、そうした重大な短所をさえ除けば、多少の短所は、あまり深く考えない寛容さも大切です。
短所は、誰にでもあるもの。
短所を言い始めると、切りがありません。
世の中に完璧な人はいませんから、すべての人に何か1つは短所があります。
短所を気にし始めると、事実上、誰とも付き合えなくなります。
では、どうするか。
長所だけ見るようにしましょう。
素晴らしいところだけをじっと見つめて、尊敬するのです。
長所だけに注目して、アップで見るようなイメージです。
長所に集中すればするほど、短所の存在感が薄くなります。
「人間だから、苦手・欠点・不得意もあるよね」
「この人にはこんな素晴らしいところがあるのだから、ほかは少しくらいできていなくてもいい」
心の器が広がり、短所があっても、気にならなくなったり許せたりできるようになるでしょう。
短所は無視して、長所だけ集中しましょう。
ちょうどよい心のバランスが保てます。