寝る前は、1日の中で最も大切な時間の1つです。
勉強中や仕事中も大切ですが、寝る前は、もっと大切です。
寝る前に何を考えるかで、睡眠の質が変わり、翌日の行動まで影響するからです。
寝る直前に考えたことは、夢に強く影響します。
寝る前に暗いことを考えると、悪い夢を見ます。
人が眠っているときは、レム睡眠とノンレム睡眠を、90分周期で交互に繰り返します。
夢を見るのは、レム睡眠中です。
7時間の睡眠をすれば、レム睡眠を4、5回見ることになります。
時間にすると、3時間ほど、夢を見ていることになるのです。
寝る前に暗いことを考えると、悪い夢を見てうなされます。
疲れが取れにくくなり、寝起きが悪くなるのです。
次の日は、朝から落ち込んだ気分になり、元気が出にくい1日になってしまうのです。
寝る前に考えるなら、明るいことです。
次の日、好きなことができることを想像するのがポイントです。
好きな人に会えること、仲のいい友人と会って話ができること、好きな本が読めることなどです。
楽しい気分に浸りながら寝るようにしましょう。
明るい気分で寝ると、いい夢が見られます。
睡眠の質が向上して、疲れも取れやすくなります。
寝起きも気持ちよくなり、元気が出やすい1日になるのです。