家族とは、何でしょうか。
家族について考えるとき、まず思い出したいことがあります。
家の礎です。
これをなくして、家族は語れません。
家を建てるとき、いきなり柱を土に埋めることはしません。
いきなり土に柱を立てても、柱がぐらつきます。
ぐらつかせないためには、まず、礎が必要です。
礎とは、建物の土台となる石です。
土台を想像すると、わかりやすいでしょう。
礎があるからこそ、柱を頑丈に立てることができ、大きな家を建てることができます。
大雨が降っても、大風が吹いても、家がしっかりしているのです。
たとえ台風が襲ってきても、礎があるおかげで、家が倒れることはありません。
この様子こそ、まさに家族そのものです。
家族とは、家の礎です。
基礎となる、大事な部分です。
家族があるから、人生で数多くの困難があっても、めげずに進むことができるようになります。
肉体的や経済的な支えだけでなく、心の支えにもなります。
人生の土台です。
家族を軽んじると、自分と人生がダメになります。
家族を大事にするとは、礎をしっかり固定させるのと、同じです。
自分も人生も、しっかり頑丈になります。
自分が生きていくための、最も土台となる部分なのです。