執筆者:水口貴博

聞き上手になる30の方法

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本を読める人は、人の話も聞ける人。

本を読める人は、人の話も聞ける人。 | 聞き上手になる30の方法

本を読んでいる人は、聞き上手な人です。

少なくとも人の話をしっかり聞けます。

本を読むことは、話を聞いていることになっているからです。

本を書いている人は自分の言いたいことを文章として話し、読み手はずっと反論できずに読み続けなければなりません。

1冊の本は、だいたい150ページから220ページほどの分量があります。

それだけ読むのに普通は4時間5時間と時間がかかります。

その間、反論もできずに聞き続けなければならないわけです。

これはとてもよい聞く訓練になります。

本を読むことは、話を聞くことの予備練習になっているのです。

たとえば、このように今あなたが私の本を読んでいるときも同じことが言えます。

私だけが話しています。

あなたはずっと聞き続けています。

私だけが文中で言いたいことをしゃべりにしゃべり続け、その間ずっとあなたは反論もできずに話を聞いていることになります。

この時点で、あなたはすでに聞き上手になっているのです。

話を聞けない人は、ここまで読むことも、たどり着くこともできず、途中で本を閉じています。

しかし、ここまで諦めずに読み続け、たどり着けたあなたは大丈夫です。

人の話を聞ける人間です。

その能力を本の中だけでなく、実生活でも生かしましょう。

読書ができるということは、人の話もきちんと聞けるということなのです。

本を読むことができていますから、実生活でもきっとできるはずです。

本を読むことが、あなたの聞く能力をどんどんアップさせているのです。

聞き上手になる方法(30)
  • 本を読むことで、聞く練習をする。
まとめ

聞き上手になる30の方法

  1. 人間関係を向上させる一番のコツは、聞き上手になること。
  2. 話をしすぎて嫌われることはあっても、話を聞きすぎて嫌われることはない。
  3. 理解する人が、理解される。
  4. 話が「聞こえる」ではなく、話を「聞く」という態度を取る。
  5. 「聞く」という態度には、相槌を打てばいい。
  6. バリエーションのある相槌を打とう。
  7. 「面白いですね」と言えば、どんどん話が進んでいく。
  8. 自分に置き換えて考えてみると、どんな話にもついていけるようになる。
  9. 「苦しそうですね」を「元気にいきましょうよ」に言い換えよう。
  10. 相手の話を、折らない。
  11. メモを取りながら聞くことで、よい印象を持ってもらえる。
  12. 話は「耳」で聞く。
    理解は「心」で感じる。
  13. 話のしっぽを繰り返すだけで、聞き上手になれる。
  14. あなたの理解力は、あなたの傷ついた経験に比例する。
  15. 話す人は、成長させる人。
    聞く人は、成長する人。
  16. 相手の年齢は聞かない。
  17. 話を聞けば聞くほど、人生の失敗を未然に防ぐことができる。
  18. 悪口を言う人とは、付き合わないようにする。
  19. 話の内容に応じた表情で、話を聞く。
  20. 相手の話を否定しないだけで、あなたの好感度は大幅に向上する。
  21. すべての人の、すべての会話は、挨拶から始めるだけでいい。
  22. 聞くことは、癒すこと。
  23. 「大変だったでしょう」と同感されると、心から軽くなれる。
  24. 質問をすることで、話を盛り上げることができる。
  25. 言葉になったメッセージ、言葉にならないメッセージまで感じ取る。
  26. 口うるさい人へは、聞き手に回ればいい。
  27. 価値観の違う人の話ほど、しっかり話を聞く。
  28. 目には、言葉以上に強い印象がある。
  29. 何でも「Yes」と答えると信用を失う。
    嫌なことは「No」と言える人が信用される。
  30. 本を読める人は、人の話も聞ける人。

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